中米コスタリカ、キューバとの断交表明 「西半球から共産主義者一掃」呼び掛け
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【3月19日 AFP】中米コスタリカのロドリゴ・チャベス大統領は18日、キューバとの外国関係(国交)断絶を発表し、「西半球から共産主義者を一掃しなければならない」と宣言した。
コスタリカの政権は、キューバの体制転換を狙い圧力を強めるドナルド・トランプ米大統領と連携している。
チャベス氏の声明は、コスタリカが在キューバ大使館を閉鎖し、キューバに対し首都サンホセから外交官を引き揚げるよう求めた直後に出された。
チャベス氏は記者会見で、「コスタリカは、キューバの共産主義政権が、あの美しい島に住む人々を虐待、抑圧し、人間の尊厳を奪うような状況に置いていることを鑑み、その正当性を認めない」と表明。
「西半球から共産主義者を一掃しなければならない」「今、キューバ国民約1000万人を抑圧・拷問している政権に正当性を与えることは決してない」と付け加えた。
今回の決定が完全な国交断絶を意味するのかとの質問に対し、チャベス氏は「現時点で、コスタリカとキューバ共産主義政権は外交関係を有していない」と答えた。
コスタリカに先立ち、同じくトランプ政権下の米国の同盟国である南米エクアドルも3月4日、キューバのバシリオ・グティエレス大使を、内政干渉と「暴力行為」に関与したとして追放した。
コスタリカとエクアドルは、軍事力を用いて麻薬密売組織と戦うため、最近トランプ政権下の米国と同盟を結んだ中南米諸国の一員だ。
トランプ氏は16日、「何らかの形でキューバを掌握する栄誉にあずかりたい」と述べた。(c)AFP