【3月18日 AFP】第98回アカデミー賞で助演男優賞を受賞した米俳優ショーン・ペンさんが、15日の授賞式を欠席してウクライナを訪問し、ロシアの攻撃で損傷した列車の車両の金属から作られた「オスカー像」を贈られた。

ウクライナを強く支持するペンさんは、移民摘発や白人至上主義といった社会問題を扱った『ワン・バトル・アフター・アナザー』で助演男優賞を受賞したが、授賞式に出席せず、ウクライナ訪問を選んだ。

ペンさんはウクライナの熱心な支持者で、ロシアの侵攻以降、何度もウクライナを訪れている。友人と呼ぶウォロディミル・ゼレンスキー大統領へのインタビューを含むドキュメンタリーを撮影したこともある。

ウクライナの国営鉄道グループは17日、ペンさんが何らかの形で賞を手にすることができるようにしたかったと発表した。

「ショーン・ペンはウクライナを訪れ、アカデミー賞(授賞式への出席)を逃した──そこでウクライナ鉄道が賞を贈った」とウクライナ鉄道はXで明かした。

同社は、CEOがペンさんに金属板から作られたオスカー像の形をした銀の像を贈る動画を投稿。「オスカー像」がロシアの攻撃で損傷した鉄道車両の金属で作られたと説明し、この像を「レジリエンス(回復力)の象徴」と呼んだ。

ペンさんは『ミスティック・リバー』と『ミルク』で2度、アカデミー賞の主演男優賞を受賞しており、2022年にウクライナを訪問した際、そのうちの一つをゼレンスキー氏に贈った。

ゼレンスキー氏は2月、AFPに対し、ペンさんが出演する『ワン・バトル・アフター・アナザー』が最近観た映画の一つだと語っていた。(c)AFP