【3月18日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領は17日、同盟国がホルムズ海峡への艦船派遣に難色を示す中、北大西洋条約機構(NATO)や日本、オーストラリア、韓国などの支援は「全く必要ない」と述べ、強い不満を示した。

米国とイスラエルのイランに対する軍事作戦への報復措置として、イランは原油輸送の要衝ホルムズ海峡を閉鎖すると警告。米国は同海峡における航行確保のため、同盟国などに艦船派遣の期待を表明していたが、事実上撤回した。

トランプ氏は自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」に「NATOのほとんどの国から、中東における我々の軍事作戦に関与したくないとの通知を受けた」と投稿。

「我々は軍事的成功を収めている。もはやNATO諸国の支援を必要としないし望まない。同様に、日本やオーストラリア、韓国の支援も必要ない。誰の助けも必要ない!」と述べた。

その上で、「われわれは彼らを守るが、彼らはわれわれが助けを必要とする時に何もしない」と述べ、同盟国を非難した。

トランプ氏は17日、アイルランドのミホル・マーティン首相と会談を行い、19日には高市早苗首相との日米首脳会談を予定している。自民党の小林鷹之政調会長は15日、艦船の派遣は「非常にハードルが高い」と述べていた。

マーティン氏との会談後、トランプ氏は記者団に対し「NATOは非常に愚かな間違いを犯している」と語り、「NATOが私たちのために存在するのかどうか注視してきた。だからこそ、今回は大きな試金石だった」と述べて、NATO諸国の対応に強い不満を示した。

英国のキア・スターマー首相について、「彼は支援していないし、それは大きな間違い。失望している」と述べ、フランスのエマニュエル・マクロン大統領に対しては、「すぐに退任するだろう」と語った。英仏とも、艦船の即時派遣に難色を示していた。(c)AFP