【3月18日 AFP】米軍は17日、原油輸送の要衝ホルムズ海峡付近にあるイランのミサイル基地を、米軍が保有する最も強力な爆弾の一つである特殊貫通弾(バンカーバスター)で攻撃したと発表した。

中東とパキスタン以西の中央アジアを担当する米中央軍(CENTCOM)は声明で、「米軍は、ホルムズ海峡付近のイラン沿岸にある硬式の(敵の誘導弾攻撃に対して地下コンクリート構造による強化防御設備を施した)イランのミサイル基地に対し、5000ポンド(約2270キロ)の貫通弾を複数発使用した攻撃に成功した」と説明。

「これらの基地に配備されたイランの対艦巡航ミサイルは、ホルムズ海峡を通航する国際船舶にとって脅威となっていた」と付け加えた。

イランは米国とイスラエルによる攻撃への報復として、世界で海上輸送される原油と液化天然ガス(LNG)の5分の1が通過するホルムズ海峡を事実上封鎖している。

2022年のエアフォース・タイムズの報道によると、今回使用された爆弾は1発当たりのコストが推定28万8000ドル(約4600万円)とされているが、昨年米国がイランの核施設に対して投下した3万ポンド(1万3600キロ)爆弾と比べると威力で劣る。(c)AFP