【3月17日 AFP】イランの新たな最高指導者モジタバ・ハメネイ師は16日、前指導者の強硬路線を継続する姿勢を改めて示し、イラン革命防衛隊(IRGC)の元司令官を軍事顧問に任命した。

モジタバ師は声明で、米国とイスラエルにより殺害された父親で前指導者のアリ・ハメネイ師の下で任命された官僚や国家機関の責任者は「その職務を引き続き遂行するべきだ」と述べた。

また、イランのメフル通信は16日、モジタバ師がIRGCの元司令官、モフセン・レザイ氏をイランの軍事顧問に任命したと報じた。

9日、最高指導者に選出されたモジタバ師は、声明を発出する一方、父ハメネイ師と家族が空爆で死亡してから公の場に姿を見せていない。

ドナルド・トランプ米大統領は16日、モジタバ師が「生きているのか死んでいるのか分からない」と述べた。

トランプ氏はホワイトハウスで記者団に対し、「彼が片足を失ったと言う人もいるし、非常にひどい怪我を負ったと言う人もいる。他の人々は彼が死んだと言っている。誰も彼が完全に健康だとは言っていない」と述べた。

ピート・ヘグセス米国防長官は13日、モジタバ師が「負傷しており、恐らく容貌が変わっている」との見方を示したが、イランのアッバス・アラグチ外相は、モジタバ師の健康に「何の問題もない」とし、臆測を否定した。

米国務省は13日、モジタバ師ら政権幹部に関する情報提供に対し、最大1000万ドル(約16億円)の報奨金を支払うと発表した。(c)AFP