イラン女子代表主将、亡命申請を取り下げ 報道
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【3月16日 AFP】国営イラン通信(IRNA)は15日、オーストラリアで開催中のサッカー女子アジアカップに出場したイラン代表の主将ザフラ・ガンバリ選手が、亡命申請を撤回したと報じた。代表チームの中で亡命申請を取り下げたのは、これで5人目となった。
元選手や国外に拠点を置くペルシャ語メディアによれば、選手たちは母国に残る家族への脅迫を通じて、亡命の意思を翻すよう圧力を受けたという。一方でイラン当局は、オーストラリア側が選手たちにとどまることを強要したと非難している。
IRNAによると、主将で代表チームの最多得点記録を持つガンバリ選手は、亡命申請を取り下げ、マレーシアに向かってそこからイランへ帰国する予定だという。
すでに選手3人とスタッフ1人が数日前に亡命申請を撤回し、マレーシアへ向かっていた。
イラン代表は試合前の国歌斉唱を拒否し、本国で「売国奴」との批判を浴びたことから、7人がオーストラリアでの保護を求めていた。
ガンバリ選手が申請を撤回したことで、オーストラリアに残るのは2人のみになる見通し。オーストラリア当局は、ガンバリ選手の状況についてすぐさまコメントを出していない。(c)AFP