【3月16日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領は15日、中東紛争の影響で事実上封鎖されている石油輸送の要衝ホルムズ海峡の開放に北大西洋条約機構(NATO)が協力しない場合、「非常に暗い未来」に直面することになると警告した。

英フィナンシャル・タイムズ紙とのインタビューで、トランプ氏は「米国が対ロシア戦でウクライナを支援してきたように、欧州諸国も、世界的なエネルギー価格高騰を招いているホルムズ海峡の問題で協力することを期待している」と語った。

長年、NATOを「米国の寛大さにただ乗りしている」と批判してきたトランプ氏は、「もし無反応、あるいは否定的な反応であれば、NATOの未来は非常に暗いものになる」と述べ、改めて同盟国に負担を迫った。

トランプ氏はまた、ホルムズ海峡の開放に向けて中国にも協力を迫り、北京で予定されている習近平国家主席との首脳会談を延期する可能性があることも示唆した。

中国や多くの欧州諸国が米国以上にペルシャ湾からの石油に依存していることを指摘し、「会談の前に(中国の出方を)知っておきたい」と述べ、「海峡の恩恵を受けている人々が、そこで悪いことが起きないよう協力するのは至極当然のことだ」と付け加えた。

具体的な支援内容については、掃海艇(機雷除去船)の派遣に加え、「イラン沿岸のならず者を排除するための要員」を求めているとした。(c)AFP