国連事務総長、イスラエルとレバノンの紛争解決の道は「外交と対話」
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【3月15日 AFP】レバノンの首都ベイルートを訪れている国連(UN)のアントニオ・グテレス事務総長は14日、イスラエルとイスラム教シーア派組織ヒズボラによる戦争を終わらせるための外交ルートは依然として開かれていると述べ、国際社会に対してレバノンへの支援を呼びかけた。
レバノンは、イランの最高指導者アリ・ハメネイ師が米国とイスラエルの攻撃で殺害されたことへの報復としてヒズボラがイスラエルに報復したことで、中東戦争に巻き込まれた。イランの支援を受けているヒズボラは、長期戦に備えていると述べている。
14日もイスラエルはレバノンへの攻撃を続けており、ヒズボラ側もイスラエル北部への攻撃を主張している。
レバノン政府によると、3月2日以降の国内の死者数は子ども106人を含む826人に達した。
ニュースサイトのアクシオスは14日、米国とイスラエルの当局者の話として、イスラエルが大規模な地上侵攻を計画していると報じた。
一部の地上部隊はすでにレバノンに投入されており、ヒズボラはイスラエル軍との「直接戦闘」が続いていると発表している。
その中でグテレス氏は、「軍事的解決はなく、あるのは外交と対話だけだ」と強調した。
グテレス氏は「連帯の訪問」として13日にベイルート入りし、イスラエル軍の避難命令により数十万人が避難する状況に対応すべく、3億2500万ドル(約520億円)の人道支援を呼び掛けた。
グテレス氏は国際社会に対し、「関与を強め、レバノン国家を支え」、ヒズボラの武装解除に取り組むレバノン軍への支援を求めた。(c)AFP