F1バーレーンGPとサウジGPの中止決定、中東情勢受け
このニュースをシェア
【3月15日 AFP】国際自動車連盟(FIA)は14日、中東での戦争が拡大する中、フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)の今季第4戦バーレーンGPと第5戦サウジアラビアGPを中止すると発表した。
FIAは「本日、慎重に評価を行った結果、中東地域の現状を踏まえて、4月に予定されていたバーレーンおよびサウジアラビアでのGPは開催されないことが確認された」と声明を発表した。
また「複数の代替案が検討されたものの、最終的に4月の代替開催は行わないことが決定された。この決定は、フォーミュラワン・グループ、現地プロモーター、そして地域の加盟クラブとの完全な協議の上で下された」と続けた。
バーレーンGPは4月10~12日、サウジアラビアGPは同17~19日に予定されていた。
イランからペルシャ湾を挟んで反対側にある小国バーレーンは製油所や建造物、そして米軍基地といった複数の標的が攻撃を受けている。サウジアラビアも多くの攻撃を受けており、これには石油インフラを狙ったものも含まれている。
FIAのモハメド・ビン・スレイエム会長は「FIAは常に、コミュニティーと仲間の安全と幸福を最優先する。慎重に検討した結果、その責任を強く念頭に置いて今回の決定を下した」「地域に平穏と安全が戻り、早期に安定が回復することを願っている」などと述べた。
3月27~29日に行われる第3戦日本GPの次のレースは、5月1~3日にかけて開催されるマイアミGPとなる。(c)AFP