【3月14日 AFP】(更新)イラン指導部が徹底抗戦を表明しているにもかかわらず、ドナルド・トランプ米大統領は13日、米イスラエル共同の対イラン軍事作戦について、イランは「完全に敗北」し、ディール(取引)を望んでいるが、受け入れるつもりはないと述べた。

トランプ氏は自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」に、「フェイクニュースメディアは、米軍が対イラン軍事作戦でどれほど見事な戦果を挙げたのかを報道したがらない。イランは完全に敗北し、ディールを望んでいるが受け入れるつもりはない!」と書き込んだが、詳細は明らかにしなかった。

これに先立ちトランプ氏は、イランの原油輸出のほぼすべてを担うカーグ島にある軍事目標を米軍が大規模な爆撃を実施したと発表し、同島の原油インフラへの攻撃も辞さない構えを示したほか、米海軍が「間もなく」原油輸送の要衝ホルムズ海峡でタンカーの護衛を開始すると述べた。

一方、イランはイスラエルと湾岸諸国に対し、無人機とミサイルによる新たな攻撃を開始した。

イランの複数の高官は13日、首都テヘランで行われた政権支持派の集会に参加し、「米国に死を」「イスラエルに死を」と書かれた横断幕を掲げる参加者たちと共に行進した。

イランのアッバス・アラグチ外相は今週、米公共放送PBSに対し、対話はもはや検討事項になく、必要な限り攻撃を継続すると表明。

「もはや米国との対話がわれわれの議題に上ることはない」と述べ、イラン政府は過去の米国との交渉で「非常に苦い経験」をしたと付け加えた。

さらに、一連の行動は「自衛」だと主張。「われわれには覚悟がある。必要とされる限り、ミサイルで攻撃し続ける準備はできている」と強硬な姿勢を示した。(c)AFP