【3月14日 AFP】米国防総省とホワイトハウスは13日、対イラン軍事作戦におけるホルムズ海峡をめぐるCNNの報道を激しく批判した。ピート・ヘグセス国防長官は、ドナルド・トランプ大統領の盟友がCNNの経営を引き継ぐことを期待していると述べた。

ヘグセス氏は、対イラン軍事作戦に関する記者会見で、メディア、特にCNNを批判し、「真に愛国的な報道機関」の必要性を訴えた。

元FOXニュースの司会者であるヘグセス氏は、米国はイランのホルムズ海峡を封鎖する能力を過小評価していたとするCNNの報道に特に憤慨。

「全くばかげている」「デビッド・エリソン氏がCNNの経営を引き継ぐのが早ければ早いほど良い」と付け加えた。

エリソン氏は米メディア大手パラマウント・スカイダンスの最高経営責任者(CEO)。同社は米動画配信大手ネットフリックスとの争奪戦を制し、CNNの親会社である米メディア大手ワーナー・ブラザース・ディスカバリーを買収することで最終合意した。

エリソン氏は今月、CNNの編集上の独立性を守ると表明した。

エリソンの父で米IT大手オラクルの共同創業者のラリー・エリソン会長は、世界有数の大富豪で、今回の買収資金の大部分を拠出した。トランプ氏の長年の盟友で、資金提供者でもある。

ホワイトハウスも、原油輸送の要衝ホルムズ海峡に関するCNNの報道を厳しく批判した。

キャロライン・レビット報道官はX(旧ツイッター)への投稿で、「この報道は100%フェイクニュースだ」と述べた。

「国防総省は何十年も前から、イランによるホルムズ海峡の絶望的かつ無謀な封鎖に備えた計画を立てており、これは『エピック・フューリー(壮絶な怒り)作戦』が開始されるずっと前からトランプ政権の計画の一部だった」と述べた。

これに対し、CNNのマーク・トンプソンCEOは、「われわれの唯一の関心事は、米国および世界中の視聴者に真実を伝えることであり、いかなる政治的脅迫や侮辱を受けようと、それを変えることはない」と述べた。(c)AFP