【3月13日 AFP】イラン革命防衛隊(IRGC)は13日、当局に対する新たな抗議デモが発生した場合、数千人の死者を出した1月の対応よりもさらに強力な姿勢で臨むと警告した。テレビを通じて声明を発表した。

革命防衛隊は「邪悪な敵は、戦場での目標達成に失敗したため、再び恐怖の浸透と街頭での暴動を画策している」と述べ、新たな混乱に対しては「1月8日を上回るさらに強力な対応をとる」と警告した。

警告は、米国とイスラエルによるイラン攻撃から2週間が経過したタイミングで発せられた。

イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は、この戦争の目的の一つは「イラン国民が自国政府を打倒するための条件を作り出すことだ」としており、また、米国のドナルド・トランプ大統領も、イラン国民に対して蜂起と政府打倒を呼びかけている。

イランでは昨年12月、生活費の高騰に対する抗議活動が起き、その後、当局に対する広範な抗議デモへと発展した。

デモは1月8日にピークに達した。この動きについてイラン当局は、イスラエルや米国のために働く「テロリスト」が起こした「暴動」だと非難した。

イラン当局は、衝突による死者が3000人を超えたとしている。ただ、政府側はその大部分が治安部隊の隊員か通行人だったと主張している。その一方で、国外の非政府組織(NGO)らは、治安部隊がデモ隊を意図的に射殺したと非難。米国に拠点を置く「人権活動家通信(HRANA)」によると、死者数は7000人以上にのぼるという。(c)AFP