【3月13日 AFP】米財務省は12日、中東戦争でエネルギー価格が急騰する中、ロシア産原油の購入を一時的に認めると発表した。これにより、ウクライナ侵攻を理由にロシアへ科されてきた経済制裁を一時的に緩和される。

財務省は、米東部時間3月12日午前0時01分までに船舶に積み込まれたロシア産原油および石油製品について、同4月11日午前0時1分まで配送と販売を認めると発表した。

この措置は、先週米政府が海上輸送中に滞留していたロシア産原油をインドに販売することを一時的に認めたことに続くものとなっている。

スコット・ベセント財務長官は声明で、今回の許可は「既存の供給の世界的な行き渡りを拡大する」ことを目的としていると述べたものの、「限定的で短期的な措置」であると強調した。

一方でロシアのキリル・ドミトリエフ大統領特別代表は13日、この措置を受けてテレグラムに「米国は事実上、明白なことを認めている。ロシアの石油なしでは世界のエネルギー市場は安定を維持できない」と投稿した。(c)AFP