【3月13日 AFP】ジョン・ヒーリー英国防相は12日、米国およびイスラエルと戦うイランの無人機戦術に、ロシアが関与している可能性を示唆した。

ヒーリー氏は、2月28日の米国とイスラエルによる対イラン攻撃を契機に始まった中東での紛争において、イランが展開している戦術の一部は、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が「影で糸を引いている」可能性があると述べた。

ロンドン近郊ノースウッドにある英国軍司令部を訪問したヒーリー氏は記者団に対し、3月1日にキプロス島の英アクロティリ空軍基地を攻撃したイラン製無人機について、「ロシア製あるいは外国製の部品の痕跡がないかどうか」を当局が分析中だとして、「調査結果が判明次第、皆さんにお知らせし、適切に公表する」と述べた。

「しかし、イランの戦術、ひいてはその能力の一部についてプーチン氏が影で糸を引いていると考えても、誰も驚かないだろう。なぜなら、現在、原油価格の高騰から恩恵を受けている世界の指導者の一人がプーチン氏だからだ」と付け加えた。

ロシアはイランの緊密な同盟国で、両国は昨年、「共通の脅威」に対抗するために協力することで合意した。

ドナルド・トランプ米大統領は7日、この戦いでロシアがイランを支援している兆候はないが、仮に支援していたとしても「あまり役に立っていない」と述べた。

英国軍のニック・ペリー統合作戦部長はヒーリー氏に対し、イランが「ロシアから学んだ」ドローン戦術を採用していることを含め、ロシアとイランの間には「明確な」つながりの兆候があると述べた。(c)AFP