イラン新最高指導者モジタバ師が初声明 徹底抗戦を訴え
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【3月13日 AFP】<更新>イランの新しい最高指導者モジタバ・ハメネイ師が12日、選出後初めて声明を公表し、ホルムズ海峡の封鎖と中東地域における米軍基地の即時閉鎖を呼びかけて、米国とイスラエルに対し徹底抗戦の構えを明確にした。
イランの国営テレビは、米国とイスラエルのイラン攻撃で殺害されたアリ・ハメネイ師の息子で後継者のモジタバ師の声明を読み上げた。
モジタバ師は最高指導者として初めての声明で、中東各国に対し、米軍基地を「できるだけ早く閉鎖することを勧める。米国が安全と平和を確立すると主張していたのは、ただの嘘に過ぎなかったことに、彼らはすでに気づいているはずだ」と述べた。
また、「ホルムズ海峡を封鎖する手段は確実に使わなければならない」と強調した。
その上で、米国とイスラエルの攻撃に対する「報復の一部は具体化したが、完全に達成されるまでこの問題は我々の優先事項の一つであり続ける」として戦闘の継続を表明した。
モジタバ師は9日、イラン最高位の聖職者会議である「専門家会議」によって最高指導者に選出されて以来、公の場に姿を見せていない。
モジタバ師が米・イスラエルとの武力衝突で負傷したとの報道を受け、マスード・ペゼシュキアン大統領の息子で政府顧問のユセフ・ペゼシュキアン氏が11日、同師は「無事」だと明らかにした。
イランの保健省によると、今回の攻撃により、1200人以上が死亡し、1万人以上の民間人が負傷したという。
モジタバ師は声明で「我々は敵から賠償を求める。もし拒否されれば、我々が決定しただけの資産を奪う。それが不可能なら、同じだけの資産を破壊する」と警告した。(c)AFP