【3月12日 AFP】ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は11日、対無人機(ドローン)専門家がイランからの攻撃を受けている湾岸地域3か国で活動を開始したと発表した。

湾岸諸国は、ロシアがウクライナに対して使用しているものと同様のイラン製無人機シャヘドによる攻撃を受けており、ウクライナ政府はこれまで無人機を撃墜してきた自国の専門技術を、支援に活用しようとしている。

ゼレンスキー氏は記者団に対し、「われわれの3チームが向かった。軍人、技術者といったさまざまな人物による強力な専門家チームだ。すでに作業を始めている」と述べた。

大統領補佐官によると、派遣されたのはカタール、アラブ首長国連邦(UAE)、サウジアラビアの3か国だという。

さらに、ウクライナのチームがヨルダンにも派遣されているとある高官が匿名を条件にAFPに語ったが、詳細は明らかにしなかった。

ウクライナは安価な無人機迎撃装置、電子妨害装置、対空砲を組み合わせてロシアの無人機を撃墜している。ウクライナ側は、湾岸諸国が現在イラン製無人機の撃墜に使用している高価な防空ミサイルと、自国の迎撃装置の交換を提案している。(c)AFP