米テキサス州、殺人犯の死刑執行 交際相手とその息子を刺殺
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【3月12日 AFP】米テキサス州は11日、交際相手の女性とその息子を刺殺したとして有罪判決を受けた男に対し、薬物注射による死刑を執行した。
セドリック・リックス死刑囚(51)は2014年、前年に交際相手のロクサン・サンチェスさん(30)とその元夫との間に生まれた次男アンソニー・フィゲロアさん(8)を殺害した罪で死刑判決を受けた。
サンチェスさんの長男マーカス・フィゲロアさん(12)も刃物で襲われたが、20カ所以上の刺し傷を負いながらも死んだふりをして生き延び、裁判でリックス死刑囚に不利な証言を行った。
テキサス州刑事司法局によると、リックス死刑囚は午後6時55分(日本時間12日午前8時55分)に死亡を宣告された。
米国では今年、6件の死刑が執行された、内訳は、フロリダ州で3件、テキサス州で2件、オクラホマ州で1件。
昨年は、47件の死刑が執行された。52件が執行された2009年以来、最多となった。
最も多かったのはフロリダ州で19件、次いでアラバマ州、サウスカロライナ州、テキサス州がそれぞれ5件ずつだった。
昨年執行された死刑のうち、39件は薬物注射、3件は銃殺、5件は窒素吸入(窒素ガスをフェースマスクに注入して死刑囚を窒息死させる方法)により執行された。
窒素吸入による死刑執行は、国連の専門家によって残虐かつ非人道的だと非難されている。
死刑は全米50州のうち23州で廃止、カリフォルニア、オレゴン、ペンシルベニアの3州では執行が一時停止されている。
ドナルド・トランプ大統領は死刑を支持し、「特に凶悪な犯罪」に対する死刑適用の拡大を求めている。(c)AFP