【3月7日 AFP】ミラノ・コルティナダンペッツォ冬季パラリンピックが6日、開幕した。開会式では、2014年以降では初めてロシア選手が自国の旗の下で行進したが、ブーイングを受けた。

国際パラリンピック委員会(IPC)は2月、6人のロシア人選手と4人のベラルーシ人選手について、中立ではなく自国の国旗の下でミラノ・パラに参加することを許可したと発表していた。

これを受けて、ウクライナやチェコ、エストニア、フィンランド、ラトビア、リトアニア、ポーランドが、古代ローマ時代の円形闘技場アレーナ・ディ・ベローナで行われた式典をボイコットし、反発を示していた。

中東での戦争も激化しており、五輪・パラリンピックの開幕を控えて紛争が始まったのは過去4回のうち3回目となっている。

IPCのアンドリュー・パーソンズ会長は開会式で「4年前、私は世界で起こっていることに恐怖を感じていると言いました」とし、「残念ながら、状況は変わっていません。一部の国がその指導者の名前で知られている世界では、私は国をそのアスリートの名前で知りたいと思います」と述べた。

イタリアのセルジョ・マッタレラ大統領とジョルジャ・メローニ首相が出席する中で式典は始まり、イタリア国歌演奏後にはボランティアに囲まれたアスリートたちの入場が始まった。

ほとんどの国はパレードに多数の選手が参加することなく、翌7日朝の競技開始を控える選手はステージ上のビジョンに映像が映し出された。

ロシアの4選手は、観客やボランティアの一部からブーイングを受けた。

ボイコットした国々については国旗が入場するのみだったが、ウクライナの国旗が見えるとアリーナ内で長い拍手が送られた。

一方でこの日、イランから唯一の出場者となっていたアブルファズル・ハティビミアナエイが、進行中の戦争のため大会不参加となることが決まったとIPCは発表している。

大会は15日まで行われ、イタリア北部の3会場で6競技が開催される。(c)AFP