5日、仁川国際空港に到着した韓国人観光客=共同取材(c)news1
5日、仁川国際空港に到着した韓国人観光客=共同取材(c)news1

【03月07日 KOREA WAVE】中東情勢の影響でアラブ首長国連邦(UAE)ドバイの空港運航に支障が生じる中、現地に足止めされていた韓国人観光客の一部が、航空券価格の急騰によって帰国に大きな困難を経験したと訴えている。

5日午後10時44分ごろ、台湾・台北発の旅客機(KE2028)で韓国人滞在者が仁川国際空港に到着した。家族で個人旅行のためドバイを訪れていたパク・スヨンさん(33)は、帰国までの経緯について、韓国行きの航空便がほとんど運航されず、現地の韓国人は帰りたくても帰れない状況だったと語った。

パクさんは当初、火曜日に帰国する予定だったが、航空便の相次ぐ欠航によって最終的に木曜日になってようやく帰国できたという。母親の高血圧の薬が切れるなど、滞在中には困難もあったと説明した。

パクさんは、韓国行きの便が次々と欠航するため、ハノイ行き、台北行き、韓国行きの航空券を同時に購入し、キャンセルを繰り返しながら何とか帰国できたと振り返った。

また航空券価格の急騰について、台北行きの航空券は朝は100万ウォン(約10万6813円)だったが、昼には120万ウォン(約12万8176円)、購入直前には150万ウォン(約16万220円)まで上昇したと説明した。さらに購入後すぐ200万ウォン(約21万3626円)まで値上がりし、ほどなく売り切れたという。

さらに、旅行会社が事前に確保していた航空券で価格操作をしているのではないかと思ったとし、ドバイ発の片道航空券が400万~800万ウォン(約42万7252円~約85万4504円)まで上がっていたと話した。

現地の状況については、ニュースで見るほど極端に危険ではなかったが、夜になると戦闘機の音が聞こえ、ドローンが撃墜される場面も目撃したと語った。ホテルの従業員も驚いて外に飛び出すほど、緊張した雰囲気だったという。

そのうえで、政府に専用機を送ってほしいというわけではないが、ドバイ側と協議して少なくとも仁川行きの航空便が正常に運航されるようにしてほしかったと述べた。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News