【3月6日 AFP】中国政府に批判的な論調で知られた香港紙「蘋果日報(アップル・デーリー、廃刊)」の創業者で、香港の国家安全維持法違反で拘禁20年の刑を言い渡された黎智英氏(78)の弁護団は6日、上訴を見送ると発表した。理由については明らかにしていない。

黎氏は2月、外国勢力との共謀と扇動の罪で有罪判決を受けた。

この判決は、香港での民主化運動後に中国政府が導入した国家安全維持法の下では、これまでに科された中で最も厳しい刑となっている。

黎氏の弁護団はAFPに対し、上訴しない決定について説明しないと述べた。

人権団体は黎氏に対する判決は「事実上の死刑宣告」であり、香港で萎縮する報道の自由を象徴するものだと非難している。(c)AFP