【3月6日 AFP】英国のキア・スターマー首相は5日、中東での戦争が拡大する中でカタールに追加の戦闘機を派遣すると発表した。

スターマー首相は、すでに湾岸地域に展開している英国部隊に、戦闘機ユーロファイター・タイフーン4機が加わるとし、「カタールおよび地域全体での防衛活動を強化する」と記者団に述べた。

この発表は、ジョン・ヒーリー国防相がキプロスに到着した直後に行われた。今週初め、同国にあるアクロティリ英国空軍基地の格納庫が、無人機(ドローン)による攻撃を受けていた。

ヒーリー氏は同基地で英スカイニュースに対し、「どんな紛争でも状況が変われば、取るべき行動を適応させる必要がある」とし、イランの攻撃が「ますます無差別になっている」と付け加えた。

攻撃への対応について英政府に対するキプロス当局からの批判が出る中、スターマー氏はこの日の会見で、無人機の撃墜が可能なマートレットミサイルを装備した2機の軍用ヘリコプター「ワイルドキャット」が6日にキプロスに配備されるとしている。

スターマー氏は当初、米国とイスラエルによるイラン攻撃に関与することを拒否していたが、その後「特定かつ限定的な防衛目的」のために、イングランド西部のフェアフォード空軍基地とインド洋チャゴス諸島のディエゴガルシア島にある米英両軍共用基地について、米国の使用要請に同意していた。

スターマー氏は、アクロティリ基地が米国の爆撃機によって使用されていないと述べている。(c)AFP