5日、仁川国際空港へ帰国した韓国人旅行者=共同取材(c)news1
5日、仁川国際空港へ帰国した韓国人旅行者=共同取材(c)news1

【03月06日 KOREA WAVE】中東情勢の緊張の影響でアラブ首長国連邦(UAE)ドバイに足止めされていた韓国人観光客36人が5日午後、仁川国際空港に帰国した。

旅行会社ハナツアーのパッケージツアーに参加していた観光客らは同日午後3時48分ごろ、台北発の航空便で仁川空港に到着した。当初予定していた帰国日より約3日遅れて韓国に戻った形だ。

帰国した観光客の多くは家族連れで、比較的落ち着いた様子を見せていた。報道陣に手を振る人もいた一方、空港に集まった取材陣の多さに驚いた様子の旅行者も見られた。

69歳の旅行者は「ドバイでは外出できず、宿泊先で3日ほど過ごした。もともと3月2日に帰国する予定だったが、飛行機が飛ばず待つしかなかった」「“ウーン”という音のあとに“ドーン、ドーン”という爆発音が聞こえて怖かった。アブダビの博物館を訪れた際にはミサイルが落ちた。周囲では泣く人もいて、知人から電話も相次いだ」と当時の状況を語った。

57歳の別の旅行者は「会社を休んで旅行に来ていた。爆撃のような音がずっと続き、減っている感じがしなかった」「SNSを通じて状況を知ったが、今後どうなるのか分からず精神的に不安だった。帰国できない間、家族が現地で使うようにお金を送ってくれた」と話した。

65歳の女性旅行者は「娘2人と旅行に来ていたが、とても怖かった。昼食や夕食は弁当で済ませた」「現地ではニュースを見ることができなかったが、韓国の家族は報道を見て心配していた。隣にいる娘の顔を見て涙が出た」と声を詰まらせた。

帰国した旅行者によると、空港での待機中に大きな不便はなかったという。20代の男性旅行者は「家族と一緒の旅行で連絡も途絶えなかったので、いずれ帰国できるだろうと思っていた」と話した。

旅行業界によると、前日の時点でドバイには韓国の主要旅行会社のパッケージ観光客およそ300人が滞在していた。内訳はハナツアー約150人、モドゥツアー約190人、黄色い風船約70人などとされる。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News