【3月6日 AFP】イスラエルは5日、イランの最高指導者アリ・ハメネイ師の殺害は国際人道法(戦時国際法)に合致するものであり、ハメネイ師はイラン軍の最高司令官であり、正当な軍事目標であると述べた。

中東での紛争は、米国とイスラエルが共同で2月28日に踏み切った対イラン軍事作戦によって引き起こされた。

イスラエルは、イランが新たな地下施設で核兵器開発計画を再構築して、ハメネイ師殺害を含む攻撃は自国の国家安全保障を守るために不可欠だったと主張している。

イスラエル軍のナダフ・ショシャニ報道官は5日、ハメネイ師を殺害した攻撃は「国際法に合致する」と述べた。

X(旧ツイッター)への投稿で、「戦時国際法の下では、戦争中に軍を指揮する最高司令官は合法的な軍事目標とできる」と述べ、さらに、「アリ・ハメネイ師はイランの最高指導者として、イラン軍の最高司令官を務めていた」として、同師を「イランの軍事作戦に関する最終決定権者」と呼んだ。

さらに、「ハメネイ師はイスラエルに対する武力行使を指揮し、イラン政権のテロ代理勢力への資金提供、武装供与、そして調整を監督していた」「イラン政権の最高司令官を無力化することで、イランのイスラエルに対する攻撃の計画・調整能力が低下し、明確な軍事的優位が得られた」と述べた。

イランメディアによると、ハメネイ師を殺害した攻撃で、同師の妻、義理の息子、そして未成年の孫2人も死亡した。

イランはハメネイ師殺害への報復として、イスラエルおよび中東全域の標的(米国の軍と外交施設を含む)へのミサイル攻撃を開始した。

イスラエルと米国は、イラン国内の標的への空爆を継続している。(c)AFP