【3月5日 AFP】米国の鉱山会社がベネズエラへの投資に列をなしている――。ダグ・バーガム米内務長官は4日、首都カラカスを訪問し、同国の重要鉱物資源へのアクセス拡大を強く求めた。

今回の訪問には、米国の鉱山会社幹部20人以上が同行。バーガム氏は、これらの企業による進出が「数十億ドル規模の投資と、それに伴う高賃金の雇用」をもたらすと強調した。

デルシー・ロドリゲス暫定大統領との会談後、バーガム氏は、米企業が事業開始を「切望している」と語った。

これに先立ちベネズエラを訪問したクリス・ライトエネルギー長官も、石油の「劇的な増産」を要請。米・ベネズエラ双方にとって「莫大な好機」があることを強調していた。

これまで米国の関心は、世界最大の埋蔵量を誇るベネズエラの石油に向けられていたが、バーガム氏は同国が「重要鉱物も極めて豊富である」と指摘した。

ベネズエラには金やダイヤモンドのほか、ボーキサイトやコルタンなどの希少な鉱石が眠っている。特にコルタンは、スマートフォンやノートPCなどのハイテク機器に不可欠なレアメタルの原料となる。

ベネズエラ国営石油会社(PDVSA)は3日、米国との新たな石油供給契約の締結を発表した。ドナルド・トランプ米大統領によれば、1月以降、PDVSAはすでに8000万バレル以上の原油を米国に出荷しているという。(c)AFP/Brian CONTRERAS and Javier TOVAR