ネイバー提供(c)news1
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【03月05日 KOREA WAVE】韓国のIT企業ネイバーは、商品情報の要約や比較を通じて利用者の購買判断を支援する「ショッピングAIエージェント」のベータ版サービスを公開した。単なる商品一覧の表示を超え、複雑な条件を同時に考慮した提案ができる点が特徴だという。

同社によると、この新サービスは豊富な出店者と商品データを基盤に構築された。利用者の意図に合った商品を的確に推薦できる点が強みと説明している。

例えば「ネイバープラスストア」アプリで「ソファ」と検索し、AIとの対話モードで「犬と暮らす新婚家庭に合うソファを勧めてほしい」と入力すると、素材や耐久性などを考慮した複数の商品が提示される。単に「ソファ」と検索した場合とは異なり、生活環境を踏まえた結果が表示される仕組みだ。

また「花束」を検索した後、「ホワイトデーの贈り物にしたい。定期配送できる花はあるか」と質問すると、定期配送に対応した3種類の商品が提示された。AIは「贈り物」という目的、「花」という商品カテゴリー、「定期配送」という配送形態の三つの条件を同時に反映して提案した形だ。

従来はカテゴリー検索の後にフィルターを設定し、レビュー内容まで利用者自身が確認する必要があった。しかしAIエージェントでは、一度の質問で複数条件を満たす商品を抽出できる。

ネイバーは、公式ブランドストアから個性ある小規模事業者まで幅広い商品データを蓄積する「スマートストア」生態系を強みとしていると説明する。定期配送や独自配送サービスなどの商取引データも推薦アルゴリズムに反映されるという。

ベータ版サービスは、まずデジタル製品、リビング用品、生活用品の分野を中心に提供される。同社は上半期中にビューティーや食品カテゴリーへと対象分野を拡大する。

ネイバーの関係者は「AIの高度化により、小規模販売者も商品データを丁寧に管理すれば自然に顧客との接点を広げることができる」と説明した。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News