韓国ファッション業界、今春は「レイヤード×ミニマル」が主流…軽やか素材と着回し重視へ
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【03月05日 KOREA WAVE】韓国のファッション業界が2026年春夏(SS)の本格商戦に入った。今季は華美な装飾を抑え、軽やかで柔らかな素材や明るいカラーを取り入れた「ミニマリズム」が主流となっている。なかでも重ね着(レイヤード)を軸に、シンプルながら奥行きを演出するスタイルが注目を集めている。
とりわけ、レイヤードは個性を表現する重要な要素として浮上している。サムスン物産ファッション部門は今春のトレンドとしてレイヤードを提案。同社のオンラインモール検索データによると、関連キーワードの検索数は前年同期比で89%増加した。
同社が展開するビーンポール・レディスやアンゲでは、トップスを腰に巻くなど意外性のある重ね方を打ち出す。エイトセカンズは、一着でレイヤード効果を演出できるデザインを投入。異なる袖丈を組み合わせたトップスなどを展開し、日常使いしやすい工夫を施している。
フェミニン分野では、柔らかなフォルムを生かしたスタイルが目立つ。LF傘下ブランドのアットコーナーは「フルイド・テーラリング」をキーワードに掲げ、自然なドレープを取り入れたジャケットやスラックスを提案。ニュートラルカラーを基調にしながら、レイヤリングによって多彩な雰囲気を演出できる設計とした。
メンズ市場では「ルーズ・フォーマル」が潮流となっている。新世界インターナショナル傘下のジオジアは、きちんと感を保ちながら実用性を高めたセットアップやシャツを主力に据える。ビジネスと日常の境界を曖昧にするスタイルで、働く世代の需要を取り込む構えだ。
また、海外ブランドとの協業も話題を集める。新世界インターナショナルが輸入販売するポール・スミスは、バブアーとの第2弾コラボレーションを発表。英国の海岸文化に着想を得た鮮やかな色彩やタータンチェックを取り入れ、伝統とモダンを融合させたコレクションを打ち出した。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News