現代自動車が呼び水…韓国財界、「地域投資」本格化で300兆ウォン突破の見通し
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【03月05日 KOREA WAVE】韓国・現代自動車グループが南西部・全羅北道のセマングムに9兆ウォン規模の投資計画を打ち出したことを受け、サムスン、SK、LGなど他の大手企業も地域投資を加速させる見通しだ。財界全体の投資規模は300兆ウォンを超えるとの観測が出ている。
イ・ジェミョン(李在明)大統領が経済界に対し地域投資の拡大を要請したことに呼応し、主要10大グループは今後5年間で総額270兆ウォンの大規模投資計画を提示している。最近は地域投資に加わる企業が増えており、全体規模はさらに拡大する見込みだ。
現代自動車グループはセマングムに9兆ウォンを投じ、ロボット、人工知能(AI)、水素分野の革新拠点を構築する計画だ。将来の成長エンジン確保に加え、地域均衡発展や雇用創出を通じた経済活性化を狙う。
2月27日、全羅北道群山市のセマングムコンベンションセンターで投資協約式が開かれ、イ・ジェミョン大統領や関係閣僚、チョン・ウィソン(鄭義宣)会長らが出席した。今回の投資は、年初の大統領と主要グループ総帥との懇談会で示された270兆ウォン投資計画の具体化と位置付けられる。
サムスングループとSKグループは、地域でのAIデータセンター投資を拡大する方針だ。サムスンはサムスンSDSを通じて全羅南道に国家コンピューティングセンター、亀尾にはAIデータセンターなど多拠点インフラ構築を進めている。サムスン電子が買収したフレクトグループの韓国生産ラインを光州広域市に設ける案も検討中だ。
SKグループは米アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)と協力し、蔚山国家産業団地にAI専用データセンターを建設する計画を推進している。SKテレコムも西南圏にオープンAI専用データセンターを共同で整備する予定だ。
LGグループは中部圏をKバッテリーの中核拠点として育成し、湖南圏では石油化学と次世代モビリティ部品事業を強化する。慶尚北道地域ではデータセンター向け冷却システムや半導体素材・基板、センサー関連の設備投資を続ける。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News