韓国・パンは値下げ、バーガーは値上げ…“肉と人件費”高騰が直撃
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【03月04日 KOREA WAVE】韓国で政府が物価安定方針を打ち出すなか、製粉・製パン業界が相次いで値下げに踏み切る一方、ハンバーガーチェーンは逆に価格を引き上げている。小麦粉や砂糖の価格が下落しても、原価に占める比率が高い肉類や人件費、物流費の上昇が続いているためだ。
業界によると、マムズタッチは3月1日から主力商品の「サイバーガー」を4900ウォン(約527円)から5200ウォン(約559円)へ300ウォン引き上げた。フライドビッグサイ骨なしチキンは1000ウォン(約108円)、炭酸飲料も300ウォン(約32円)値上げした。
バーガーキングも12日から単品バーガーを200ウォン(約22円)引き上げ、「ワッパー」は7400ウォン(約796円)となった。マクドナルドも20日から100~400ウォン(約11~43円)改定し、「ビッグマック」は5700ウォン(約613円)に上がった。
一方、パリバゲットはパン類を100~1000ウォン(約11~108円)値下げし、人気キャラクターケーキ5種は最大1万ウォン(約1075円)引き下げると発表した。トゥレジュールも17品目の供給価格を平均8.2%引き下げる。製粉・製糖各社も小麦粉や砂糖を4~6%値下げしている。
バーガーの原価構造では、小麦粉や砂糖の割合は限定的で、牛肉や鶏肉のパティ、レタスなどの比重が高い。特にマムズタッチは、ブラジル発の鳥インフルエンザの影響で輸入鶏肉の原価が15%以上上昇したと説明する。牛肉や豚肉も値上がりが続き、同社は過去8カ月で主要原材料の値上げ分約96億ウォン(約10億3200万円)を本社が負担してきたという。加盟店の収益確保のため、価格改定は避けられなかったとしている。
(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News