2026年2月28日、ソウル市龍山区の大韓医師協会会館で開かれた臨時代議員総会(c)news1
2026年2月28日、ソウル市龍山区の大韓医師協会会館で開かれた臨時代議員総会(c)news1

【03月04日 KOREA WAVE】韓国の大韓医師協会は2月28日、政府が2027年から5年間にわたり医学部の定員を年平均668人ずつ増やすと決定したことに対し、全面的な闘争に入ると宣言した。医療体制のまひや国民への被害が生じた場合、その責任は政府にあると強く警告している。

同日午後4時30分、ソウル市龍山区の協会会館で2026年度臨時代議員総会を開催。キム・テクウ会長は開会あいさつで「数字に埋没した無理な増員は教育の質の低下につながる」と懸念を示した。

非公開討議後に発表された決議文で、代議員らは「政府の独断的な定員拡大強行に対し、医療界は忍耐と熟考の時間を重ねてきたが、政府は合理的な声を無視し、破局を選んだ」と批判。その上で「医療体制の根幹を守るため全面的な闘争に入る」と明言し、今回の政策を「医療崩壊を招く政治的暴挙」と位置付けた。

さらに「必須医療の根本的解決策を示さず、研修環境の悪化を放置し、医療提供体制を破壊する無責任な措置だ」と指摘。協会執行部に対し、あらゆる手段を動員した強力な対応を求めた。

決議では、会員総意に基づく単一対応の確立、明確なロードマップに沿った段階的かつ体系的な政府への圧迫策、最も強力な行動を含むあらゆる手段の即時検討などが盛り込まれた。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News