【3月4日 AFP】ハワード・ラトニック米商務長官が、少女らへの性的人身取引の罪で起訴され勾留中に死亡した富豪ジェフリー・エプスタイン元被告との関係をめぐり、米下院監視・政府改革委員会に証言することに同意した。同委のジェームズ・コマー委員長が3日、発表した。

コマー氏は声明で、「ラトニック長官は、下院監視・政府改革委員会に自主的に証言することに積極的に同意した」と述べたが、具体的な日程については明らかにしなかった。

ラトニック氏はエプスタイン元被告との関係をめぐり、圧力にさらされている。特に最近開示されたエプスタイン元被告の捜査に関する資料「エプスタイン・ファイル」によって、元被告との関係を断った時期に関する主張が覆されたことで、圧力はさらに強まっている。

ラトニック氏は昨年のポッドキャスト番組で、2005年にエプスタイン元被告の隣に引っ越し、家に招かれた際に不快感を覚えたと振り返った。妻と共に「二度とあの気持ち悪い人とは一緒に部屋に居合わせない」と決意したという。

「だから、社交の場でも、仕事でも、慈善活動でも、彼と同じ部屋に居合わせたことはそれから一度もない」と主張していた。

だが、ラトニック氏が2012年に「エプスタイン島」として悪名高いリトル・セント・ジェームズ島でエプスタイン元被告と昼食を共にする計画を立てていたことを示す資料が開示された。

ラトニック氏は先月、上院委員会の公聴会で、島でエプスタイン元被告に会ったのは事実だが、妻と子どもたち、乳母たちとが一緒だったと主張し「家族旅行だった」と強調。不審な点は何もなかったと述べた。(c)AFP