【3月18日 東方新報】2月24日に開催された広東省(Guangdong)の高品質発展大会「デジタル経済と貿易新業態」分科会で、広東省商務庁の張勁松(Zhang Jinsong)氏は、2015年から2025年にかけて広東省の越境電子商取引(越境EC)の輸出入額が113億元(約2556億2747万円)から6230億元(約14兆934億円)へと拡大し、55倍に増加したと紹介した。年平均成長率は49.3%に達し、全国の3分の1以上を占め、全国の越境EC事業者の約50%が広東に集積しているという。

会議は「デジタル経済と貿易の新業態」をテーマに掲げ、製造業とサービス業の協調発展に新たな原動力を注ぐことを目的としている。広東はデジタル貿易の発展で先行優位を持ち、制度型開放の拡大や貿易のデジタル化を進め、デジタル経済と実体経済の融合を促している。

張氏は、越境ECの規模安定と拡大に向けた5つの施策を紹介した。通関・検査効率の向上、保税型ネット通販の発展、輸出向け海外倉庫事業の拡充、越境ECの透明化試行の推進、財政支援の強化である。

輸出向け海外倉庫では「広東倉庫通」プラットフォームを構築し、海外倉庫の世界的な配置を拡大する。透明化試行では適正申告企業のホワイトリストを整備し、海外広告展開やブランドPR、現地化運営を支援する。

会場では「広東企業海外展開」サービス資源データベースも発表された。これは広東省商務庁が関係機関と連携し、政府、商工団体、専門サービス機関などの資源を統合したもので、行政情報や海外サービス拠点、法律・金融などの専門支援を一体化し、企業の海外展開を総合的に支える仕組みを構築したとしている。(c)東方新報/AFPBB News