【3月2日 AFP】イランが支援するイスラム教シーア派組織ヒズボラに対するイスラエル軍の攻撃で、レバノン当局は2日、少なくとも31人が死亡したと発表した。イスラエル軍による攻撃は、ヒズボラがイランの最高指導者ハメネイ師殺害への報復として、イスラエルに向けてロケット弾などを発射したことへの対抗措置。

イスラエル軍は、ベイルート南郊やレバノン南部など、ヒズボラが拠点を持つ地域に対し複数の攻撃を行った。

レバノン当局は、米国とイスラエルによるイランへの攻撃の影響を回避したい考えだが、ヒズボラによる攻撃はイスラエル側に攻撃強化の口実を与える結果になったと指摘した。

レバノン保健省によると、イスラエル軍の攻撃による死者は暫定値で少なくとも31人に上っている。内訳はベイルート南郊で20人、南部で11人。また、少なくとも149人が負傷したという。

AFPのカメラマンによると、首都ベイルートの南郊では、少なくとも2棟のビルの上部2階分が攻撃を受けた。(c)AFP/Nader DURGHAM