韓国SNSで拡散「春キャベツ混ぜご飯」ブーム…価格高騰も追い風に
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【03月01日 KOREA WAVE】旬を迎えた「春キャベツ」を使ったビビンバが、韓国のSNSを通じて注目を集め、新たなグルメトレンドとして浮上している。2025年末に話題となった「ドバイもちもちクッキー」に続く流行だ。
発端は、2008年2月に放送されたバラエティ番組『1泊2日』の全羅南道・霊光編。タレントのカン・ホドンが自ら収穫した春キャベツで浅漬けを作り、ご飯と混ぜて豪快に食べる場面が再び脚光を浴びた。
当時、カン・ホドンは大きなボウルいっぱいのビビンバを「肉よりうまい」と語りながら完食。この映像が最近ショート動画として拡散し、「伝説のカン・ホドン春キャベツモッパン」として数百万回再生を記録している。関連動画も相次いで投稿され、家庭で再現する動きが広がっている。
需要の急増に伴い価格も上昇した。韓国農水産食品流通公社によると、2月23日にソウルの可楽市場で取引された春キャベツ(15キロ・上級)の平均価格は5万3148ウォン(約5846円)となり、1カ月前の約2倍に跳ね上がった。大手スーパーでも2026年1~2月の売り上げが前年同期比で2桁増を記録している。
春キャベツは全羅南道の珍島、莞島、海南など南西海岸地域が主産地で、12月から翌年3月まで収穫される。一般的な白菜とは異なり、葉が重ならず花のように広がる形状が特徴だ。シャキシャキとした食感とほのかな甘み、ほろ苦さがあり、浅漬けやビビンバ、テンジャンスープなど幅広い料理に使われる。
栄養面でも関心が高い。ビタミンCやベータカロテンを多く含み、抗酸化作用や免疫力維持に役立つとされる。食物繊維が豊富で腸内環境を整えるほか、カリウムやカルシウムなどのミネラルも含む。
一方で、たんぱく質や脂質は少ないため、ビビンバにする際は目玉焼きや肉類を加えると栄養バランスが整う。ベータカロテンは脂溶性ビタミンのため、ごま油など植物油と組み合わせると吸収率が高まる。
作り方は手軽だ。食べやすく切った春キャベツを粉唐辛子、しょうゆ、酢、刻みニンニク、ごま油などで和え、ご飯に混ぜるだけで完成する。
1個7000~8000ウォン(約770円~約880円)で販売された「ドバイもちもちクッキー」と比べ、春キャベツは1キロ当たり5000~7000ウォン台(約550円~約770円)と手頃で、「クッキー1個の値段で1キロ買える」との声も上がっている。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News