【3月1日 AFP】1979年のイラン革命(イスラム革命)で退位に追い込まれた故パーレビ国王の息子で、米国で亡命生活を続けるレザ・パーレビ元皇太子は28日、イランの最高指導者アリ・ハメネイ師が死亡したとの報道を受け、イラン・イスラム共和国は終焉(しゅうえん)を迎えたと述べた。

パーレビ氏はX(旧ツイッター)に「彼の死によって、イスラム共和国は事実上終わりを迎え、まもなく歴史のごみ箱へと葬られるだろう」と投稿した。

後継者の任命に反対するパーレビ氏は、治安部隊に移行期への参加を呼び掛け、「軍、治安、警官の部隊の皆さんへ。崩壊しつつある政権を支えようとするいかなる試みも、必ず失敗に終わる」と述べた。

自らを移行期の指導者的存在として位置づけてきたものの、反体制派全体からは支持を得ているわけではないパーレビ氏は、イラン国民に「今は警戒を怠らないように」「大規模で決定的な街頭での行動の時は非常に近い」と呼びかけた。

またパーレビ氏は、イスラム教以前のゾロアスター教の遺産を引き合いに出し、「ともに団結し揺るぎなく進めば、最終的な勝利を手にし、アフラ(アフラ・マズダー、ゾロアスター教の信仰対象)が創りしわれらの祖国イラン全土で自由を祝うことになるだろう」と述べた。(c)AFP