【3月11日 東方新報】中国証券監督管理委員会のサイトで2月14日、浙江省(Zhejiang)杭州市(Hangzhou)発AI企業・群核科技(Manycore)の海外上場に関する届出受理通知(海外上場の事前手続き)が公表された。

公表資料によると、同社は海外上場普通株を最大約3.12億株発行する計画。発行・上場完了後、15営業日以内に証監会へ状況を報告する必要がある。

群核科技は2025年8月22日に香港上場に向けた目論見書を更新しており、米金融大手JPモルガン・チェース(JPMorgan Chase)と建銀国際(CCB International)が共同幹事を務める。

同社は2011年設立。住宅やオフィス、商業施設などの空間を3Dで設計・シミュレーションするソフトウエアを主力事業とする。傘下ブランド「酷家楽」および海外版「Coohom」を展開している。

目論見書は国際調査会社フロスト・アンド・サリバン(Frost & Sullivan)のデータを引用し、2024年の売上高ベースで同社が中国の空間設計ソフト市場で約23.2%のシェアを持つとしている。中国市場規模は2024年に33億元(約740億7378万円)、2029年には66億元(約1481億4756万円)に拡大する見通しという。事業モデルは主にサブスクリプション(定額課金)が中心だ。収益の大半は企業および個人向けソフト利用料で、住宅や商業施設向けの設計用途が中心となっている。

2025年上半期の調整後純利益は1782万5000元(約4億円)となり、黒字転換した。(c)東方新報/AFPBB News