【2月25日 AFP】24日のドナルド・トランプ米大統領の一般教書演説中、民主党議員が「黒人は猿じゃない!」と書かれたプラカードを掲げ、議場の外に退去させられた。プラカードは、トランプ氏のソーシャルメディアアカウントに投稿されたバラク・オバマ元大統領とその妻ミシェル・オバマ夫人を猿に見立てた人種差別的な動画に言及したものだった。

トランプ氏のSNS「トゥルース・ソーシャル」アカウントに今月投稿され、後に削除された動画は米国初の黒人大統領であるオバマ氏と妻のミシェル氏を猿に見立てたもので、党派を問わず激しい怒りを引き起こした。

テキサス州選出のベテラン下院議員アル・グリーン氏は、トランプ氏が米議会の上下両院合同会議で一般教書演説をするため会場入りした際、立ち上がって抗議のプラカードを掲げた。すると、群衆の中にいた何者かがグリーン氏からプラカードを奪おうとした。

黒人のグリーン氏は、トランプ氏がゴールデンタイムの一般教書演説を始めようとしてもプラカードを掲げ続けた。だが、最終的に「USA! USA! USA!」というコールの中、議場から退去させられた。

グリーン氏は昨年にも、トランプ氏が議会で演説した際、杖を振り回してトランプ氏に怒鳴りつけたため、反対側の共和党議員からやじを飛ばされ、トランプ氏が見守る中、議場から退去させられた。(c)AFP