【2月25日 AFP】ロシアによるウクライナ侵攻から4年となる24日、欧州首脳を中心とした有志連合が会合を開き、ロシアに無条件停戦を求めた。また、欧州連合(EU)は900億ユーロ(約16.5兆円)の融資を約束し、先進7か国(G7)首脳はウクライナへの「揺るぎない支持」を表明した。

オンラインと対面を組み合わせた有志連合の会合には、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領、英国のキア・スターマー首相、フランスのエマニュエル・マクロン大統領、ドイツのフリードリヒ・メルツ首相らが参加。

有志連合は声明で「ウクライナが主権と領土の一体性を守るため、そしてヨーロッパの自由を守るために戦う中で、全面的かつ持続的な支援を提供する」と述べた。

ロシアに対しては「意義のある形で和平交渉に参加し、完全かつ無条件の停戦に同意する」よう求めた。

キーウを訪問しているEUのウルズラ・フォンデアライエン欧州委員会委員長は24日、ゼレンスキー氏と会談し、EUによる900億ユーロの融資は予定通り行われるとの認識を示した。

ウクライナへの融資に関しては、ハンガリーが反対の意向を示しているが、フォンデアライエン氏は記者会見で、欧州理事会がすでに承認しており、「この約束は破られることはない」と述べた。

また同日、G7首脳が声明を発表し、ウクライナが領土の一体性や主権、独立を守ることに対する「揺るぎない支持」を表明した。

その上で、ドナルド・トランプ米大統領による仲介の取り組みを支持し、欧州も和平プロセスで「主導的な役割を果たす」と強調した。

G7首脳がウクライナに関して共同声明を出したのは、トランプ氏2期目の就任以降では初めて。(c)AFP