韓国・光州の大学で試験問題「事前入手」疑惑…調査着手、確認なら成績取り消しも
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【02月24日 KOREA WAVE】韓国・光州市のある大学で持ち上がった試験問題の事前入手疑惑を受け、大学側が人権センターを中心に事実関係の確認に踏み切った。再試験を求める声も上がっているが、大学は学期日程がすでに終了していることから現実的に難しいとの立場を示している。
大学人権センターは2025年度第2学期の電力工学の講義に関し、試験問題が事前に流出したとの疑惑について調査を進めている。対象は当該学科の大学院生や勤務者など関係者だという。
大学関係者は「現在、人権センターを中心に事案の真偽を把握する手続きが進んでいる」と説明し、「調査結果に応じて必要な措置を検討する」と明らかにした。
論争が拡大する中、一部の学生からは再試験を求める声が出ている。しかし大学側は、すでに学年課程が終了した段階にあるとして、時期的に再試験の実施は困難だと説明する。仮に再試験となれば、今回の件と無関係な学生から苦情が出る可能性もあると指摘した。
一方、調査の結果、試験問題の流出や不正行為が明確に確認された場合、該当学生の成績を取り消すことは可能だとしている。不正が立証されれば当該科目は取り消しとなり、F評価が付与される可能性があるという。ただし、無罪推定の原則に基づき、事実関係が明らかになるまでは断定できないとの立場を強調した。
現時点で大学側は、この事案を捜査機関に通報する計画はないとしている。
学内外では、試験問題の作成や保管の過程におけるセキュリティ手続きを明確化し、管理体制を強化すべきだとの指摘も相次いでいる。
問題が表面化したのは、前学期の電力工学の試験問題が、研究室所属の大学院生を通じて学部生の交際相手に事前に渡ったとの疑惑が、大学の匿名コミュニティを中心に広がったことがきっかけだった。疑惑を受けた大学院生は流出を否定しているが、特定の学生があらかじめ試験内容を知っているかのような発言をしていたとの主張も出ており、波紋が広がっている。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News