豪首相、アンドルー元英王子の王位継承権剥奪を支持
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【2月24日 AFP】オーストラリアのアンソニー・アルバニージー首相は、英国のチャールズ国王の弟、アンドルー元王子の王位継承権剥奪を支持する旨を24日、英連邦王国に通知すると述べた。
アルバニージー氏は、少女らへの性的人身取引の罪で起訴され勾留中に自殺した富豪ジェフリー・エプスタイン元被告との関係が明らかになった後、現在も公務上の不正行為の疑いで捜査下にあるアンドルー元王子について、英国のキア・スターマー首相と連絡を取ったと述べた。
アルバニージー氏は、王位継承の変更については英国が主導する必要があるが、チャールズ国王を国家元首とする他の14の英連邦王国の同意が必要だと説明。
「オーストラリアは先頭に立つのが好きで、我々の立場を皆に明確に伝えた。そしてきょう、他の王国にも手紙を書き、我々の立場を知らせる」と公共放送ABCに語った。
アルバニージー氏はスターマー氏に宛てた23日付の書簡で、アンドルー元王子を王位継承から外す提案に同意するとし、元王子に対する疑いを「重大」と表現した。
アルバニージー氏はABCに対し、オーストラリア人はエプスタイン元被告と公人らとの関係に「嫌悪感」を抱いており、政府がその立場を明確にすることを望んでいると語った。
「チャールズ国王は、法律が完全に適用されるべきだと述べた。完全で公正かつ適切な調査が必要であり、それが行われなければならない」と主張した。
英連邦王国の一つであるニュージーランドのクリストファー・ラクソン首相も24日、英政府がアンドルー元王子の王位継承権を剥奪する決定を下した場合、それを支持すると述べた。
ラクソン氏は、「彼ら(英政府)がどのような結論に至るにせよ、我々は間違いなくそれを支持する」「重要なのは、誰も法律の上に立つことはできないということだ。そして捜査が終了した後、英政府が彼を王位継承から外す決定を下すならば、それは我々が支持するものだ」と記者団に語った。
100年以上にわたり英国の植民地だったオーストラリアは1901年に事実上の独立を果たしたが、完全な共和国にはなっていない。
1999年の国民投票では、当時のエリザベス女王を国家元首から外し、共和制に移行することが小差で否決された。(c)AFP