ロシアの「完全な蛮行」 ウクライナ侵攻4年を前に独首相が非難
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【2月24日 AFP】ドイツのフリードリヒ・メルツ首相は23日、ロシアによるウクライナ全面侵攻から4年の節目を翌日に控えた演説で、ウラジーミル・プーチン大統領下でのロシアの「完全な蛮行」を非難した。
メルツ氏は首都ベルリンで、「この国(ロシア)は、この指導体制の下で現在、完全な蛮行という最低の地点にある。私たちが近年相対しているロシアの体制と蛮行がいかなるものかについて、誰も疑いを持つべきではない」と述べた。
2022年2月24日に始まったロシアによるウクライナ侵攻は、24日で4年を迎える。この侵攻により町は破壊され、数百万人が住む場所を追われ、数十万人の死傷者が出た。
ロシア側は、ウクライナの約5分の1の領土を支配しており、大きな損失や補給網へのウクライナの度重なる攻撃にもかかわらず、特に東部ドンバス地域で前進を続けている。
ロシアが「心理戦」を仕掛けていると非難したメルツ氏は欧州諸国に対し、ウクライナを支援し、ロシアが勝利に向かっているという印象に抗うよう呼びかけた。
メルツ氏は、「ロシアは勝利目前ではない、と強調するのが重要だ」「ロシアは私たちにそう信じ込ませようとしているが、事実は違う」と述べた。
さらに、「欧州のパートナー諸国に訴える。私たちの共通のウクライナ支援において、決して揺らいではならない。私たちは大陸全体の運命を左右しかねない岐路に立っている」と語った。(c)AFP
