【2月24日 AFP】オランダで23日、3党による連立政権が発足し、中道派のロブ・イェッテン氏(38)が首相に就任した。イェッテン氏は同国史上最年少で、同性愛者であることを公言する初のオランダ首相。

イェッテン氏は、X(旧ツイッター)に、ウィレムアレクサンダー国王と閣僚が就任式の撮影を行った写真を投稿し、「これから始動。さあ、仕事に取り掛かかろう」と述べた。

昨年10月の下院選で、イェッテン氏が党首を務める中道リベラルの「民主66」は、強硬右派のヘルト・ウィルダース氏が率いる自由党(PVV)を僅差で退け第1党となった。その後、中道右派の自由民主党(VVD)とキリスト教勢力(CDA)による連立政権を樹立したが、議会の過半数には届かず、少数与党での発足となった。

イェッテン氏は「国のために前向きなメッセージを伝える活動」を行えば、ポピュリストに勝利することは可能だと述べ、オランダを「欧州の中心に戻す」と公約した。

1月に発表されたマニフェストでは、ウクライナへの全面的な支持を約束し、北大西洋条約機構(NATO)の支出義務を果たすとした。

ウルズラ・フォンデアライエン欧州委員会委員長はイェッテン氏の就任を歓迎。「経済から安全保障まで、オランダと欧州全体の利益のため、共に取り組む」と述べ、来週ブリュッセルで両者が会談すると発表した。(c)AFP