「分散型年越し」が拡大 北京などが人気目的地に
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【2月24日 CGTN Japanese】中国では2月15日、9日間の春節(旧正月)連休がスタートしました。期間中、「分散型年越し」と呼ばれる新たなスタイルが広がりを見せています。新年を迎えた後、時期をずらして旅行する動きが活発化し、文化・観光市場は好調な滑り出しとなりました。複数の旅行プラットフォームが2月19日に発表したデータによると、2月18日以降に移動の小規模なピークが到来し、北京や成都、広州、重慶が人気目的地として上位に入りました。
大手旅行サイト「美団旅行」の統計では、2月18~21日までの航空券予約数が前年同期比40%増加しました。江西省の景徳鎮や河南省の開封など、文化的特色を持つ中小都市への関心も急上昇しており、旅行需要が「深掘り型」「地域密着型」へと高度化していることがうかがえます。
また、北京からは西安や南京、洛陽などへ、上海からは南京や杭州、蘇州など「4時間高速鉄道圏」内の都市への短距離旅行が好調で、従来の一方向型の春運(春節前後の特別輸送体制)構造に変化が生じています。
大手旅行サイト「同程旅行」は、連休の長期化が「分散型年越し」を後押ししたと分析します。海外旅行では4~5日間の商品が7割超を占め、「2月18日に出発し、連休最終日前日の22日に戻る」という動きも目立ちます。
中国の春節が国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録された後、2度目となる今年は、福建省の福州や山西省の太原など特色ある春節の伝統行事が体験できる都市も人気です。一方、北京や四川省の成都、雲南省の昆明、黒龍江省のハルビンといった定番都市が依然として国内観光の主軸を担っており、とりわけハルビンへの航空旅客比率は前年を明らかに上回りました。
中国では春節消費は体験重視型へとシフトしつつあります。(c)CGTN Japanese/AFPBB News