韓国チキン業界「ビッグ3」そろって増収、内需低迷下で首位争い再燃
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【02月23日 KOREA WAVE】韓国の食品業界が内需低迷で苦戦するなか、庶民の定番メニューであるチキンが存在感を高めている。いわゆるビッグ3(bhc、BBQ、キョチョン)がそろって実績を伸ばしたとみられ、低成長期に消費が増える“逆風下の成長モデル”を体現しているとの分析が出ている。
まず業績を公表したのは、キョチョンチキンを運営するキョチョンF&B。2025年の売り上げは5173億ウォン(約548億7380万円)(前年比7.6%増)、営業利益は349億ウォン(約36億994万円)(同126.2%増)と大幅な増益を記録した。
売り上げは2022年に記録した過去最高の5174億ウォン(約548億円)に迫る水準まで回復。新メニューの投入や自社アプリ会員の増加が寄与した。アプリ会員は733万人を突破し、アプリ経由の売り上げは全体の12%に達している。配達アプリを介さない販売比率を高めることで仲介手数料を抑え、収益性の改善につなげた。
2024年に売り上げ5127億ウォン(約543億6420万円)を記録し首位に立ったのがbhcだ。正式な決算は4月に公開予定だが、業界では前年を上回る好調な成績が見込まれている。
一方、2位のBBQの動向にも注目が集まる。2024年の売り上げは5061億ウォン(約536億4700万円)。キョチョンが5000億ウォン台を回復したことで、BBQの実績次第では順位が入れ替わる可能性もある。
BBQは2020年以降、3200億ウォン(約339億2000万円)から3624億ウォン(約384億1440万円)、4266億ウォン(約452億1960万円)、4765億ウォン(約505億900万円)へと着実に売り上げを伸ばしてきた。ただし、2025年7月に開かれたFCバルセロナの親善試合スポンサーなど、大規模なスポーツマーケティング費用が利益を圧迫した可能性も指摘されている。
国家統計によると、2024年のチキン専門店数は前年比5.3%増の3万店超となった。ピザ・ハンバーガーは1.2%増、コンビニエンスストアは0.1%減にとどまっている。
外食物価の上昇で家族単位の外食コストが高まるなか、「価格対満足度」が高いチキンに需要が集中しているとの見方が強い。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News