米サルサ界の重鎮ウィリー・コロンさん死去 75歳
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【2月22日 AFP】米サルサ界を代表するミュージシャン、ウィリー・コロンさんが21日、死去した。75歳だった。家族とマネジャーが発表した。
家族が「今朝、穏やかに息を引き取った」と声明を発表した。死因は公表されていない。
ニューヨーク・ブロンクス地区出身のコロンさんはトロンボーン奏者として広く知られているが、バンドリーダーやプロデューサーとしても活躍した。両親や祖父母から受け継いだプエルトリコ音楽と、地元ニューヨークのジャズを融合させた。
コロンさんの死を受けてマネジャーのピエトロ・カロロス氏は「ニューヨーク・サウンドの立役者を失った」「ウィリーはサルサを変えただけでなく、それを広げた。政治的な意味を持たせ、都会の物語をまとわせ、それまで誰も聞いたことのない音楽をステージに持ち込んだ」と述べた。
中学校で音楽を学んだコロンさんは15歳で自身のバンドを結成し、17歳でアルバムをリリースした。1960年代と1970年代には、プエルトリコ人歌手ヘクトル・ラボーさんとともにヒット曲を録音した。
1978年にボーカリストのルーベン・ブレイズさんとリリースした「Siembra」は、米国で増加する中南米系コミュニティが直面する社会問題を取り上げた。
2025年まで演奏やツアーを続けた。その影響力の大きさは、グラミー賞受賞歌手バッド・バニーの2025年のヒット曲「Nueva Yol」に名前が登場することからもうかがえる。(c)AFP