【2月22日 AFP】ドイツ・ベルリンで開催された第76回ベルリン国際映画祭で21日、イルケル・チャタク監督の『Yellow Letters(原題)』が最優秀作品賞の金熊賞を受賞した。

映画『Yellow Letters』は、政治的意見を理由に突然仕事を禁じられたトルコ人の監督と俳優である妻の物語を描いている。

審査委員長を務めたヴィム・ヴェンダース氏「恐ろしい予兆であり、近い将来、われわれの国でも起こり得ることだ」と評した。

映画はトルコを舞台にしているが、ドイツで撮影された。これは自由への脅威が普遍的であることを示すための芸術的選択だった。

授賞式では、受賞者の一部がパレスチナ問題への連帯を表明した。開催期間中、ヴェンダース氏がこの問題を映画祭と切り離そうとしたことで批判されていた。

映画祭ディレクターのトリシア・タトル氏は21日、今年の映画祭が「感情的に揺さぶられるものだった」と述べた。これは、映画制作が政治にどこまで介入すべきかについて、激しい議論が数日間続いたことを背景にした発言だ。(c)AFP/Antoine GUY, Jastinder KHERA