【2月21日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領は20日、最高裁がトランプ氏の高関税措置を違法と判断したことについて「深く失望」し「恥ずかしく思う」と述べた。その上で、新たに一律10%の追加関税を世界に対してかけると表明した。

最高裁は20日、1977年に制定された「国際緊急経済権限法(IEEPA)」が「大統領に関税を課す権限を与えていない」として、6対3で判決を支持した。

トランプ政権における看板政策の法的根拠を否定した今回の判決は、昨年の大統領就任以来、最高裁において最大の敗北となった。

トランプ氏は記者会見を開き、最高裁の判断に「深く失望した」「国のために正しいことをする勇気がないことに対して、全く恥ずかしく思う」と語った。

その上で、別の法的根拠に基づき、全ての国・地域を対象とした10%の関税を課すと表明した。

トランプ氏は、関税を外交的圧力や交渉の手段として活用し、緊急経済権限を前例のない形で行使して、事実上すべての米国の貿易相手に新たな関税を課してきた。(c)AFP