イーマート提供(c)news1
イーマート提供(c)news1

【02月20日 KOREA WAVE】韓国で物価高が続く中、コストパフォーマンスに優れたペットボトル入り焼酎の売れ行きが、瓶入りを上回っていることが分かった。

イーマートによると、2025年の同社におけるペットボトル焼酎の売り上げは前年比3%増となり、焼酎全体の52%を占めた。瓶焼酎は48%で、構成比が逆転した。

ペットボトル焼酎の好調はここ数年続く傾向だ。売り上げは2023年に7%、2024年に8%それぞれ伸び、全体に占める比率も2023年42%、2024年49%と拡大。今年ついに瓶を上回った。

同社は、利便性とコスパを重視する消費トレンドに合致している点を背景に挙げる。瓶に比べて軽量で持ち運びやすいことが支持を集めているという。

こうした利便性志向はビールにも及び、缶商品の売り上げ比率はすでに80%を超えている。イーマートはワインでも、瓶の重さや容量の負担を減らすため、主力商品の「G7ワイン」を缶タイプで発売した。

価格面でも優位性がある。640ミリリットルのペットボトル焼酎は、同容量換算で360ミリリットルの瓶より安価だ。特に1.8リットルのペットボトル商品は、360ミリリットル瓶より30%以上安い。

ワイン市場でも1万ウォン未満の“コスパ”商品が好調で、2025年の売り上げは前年比22%増。全体に占める割合も2024年の15%から2025年は18%へ上昇した。

関税庁の貿易統計でも傾向は明らかだ。ワインのトン当たり輸入額は2024年の約8900ドルから2025年は7700ドルへと約1200ドル下落し、価格帯の低い商品への需要が強まっている。

イーマートの担当者は「酒類購入時にアルコール度数や味だけでなく、利便性も重視する消費者が増えている。顧客ニーズを細かく分析し、商品運営に反映していく」と述べた。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News