ロシア大使館、同国選手のミラノ・パラ出場に対する伊政府の「侮辱」非難
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【2月20日 AFP】在イタリア・ロシア大使館は19日、来月開催されるミラノ・コルティナダンペッツォ冬季パラリンピックで、ロシア選手が自国の国旗の下で競技することを認めないよう求めたイタリア政府の姿勢を強く非難した。
大使館側はフェイスブックへの投稿でイタリア政府が取った「外交的とは言えない立場」を批判し、「侮辱的であり、広く非難されるべきだ」と述べた。
国際パラリンピック委員会(IPC)は17日、6人のロシア人選手と4人のベラルーシ人選手が、中立ではなく自国の国旗の下でミラノ・パラに参加することを許可したと発表していた。
ロシアは2022年にウクライナへ侵攻し、その際に同盟国ベラルーシの領土を利用して攻撃を開始したことで国際スポーツの大半から排除されており、五輪では両国選手は中立旗の下でのみ出場が許されている。
IPCの決定に対してウクライナは強く反発してミラノ・パラで政府関係者を派遣しないと発表し、他国にもボイコットを呼びかけた。
さらに、イタリアのアントニオ・タヤーニ外相とアンドレア・アボディ・スポーツ相は18日の声明で、IPCに対し「決定の再考」を求め、ウクライナへの「全面的な連帯」と「無条件の支持」を表明した。両氏は、ロシアが「五輪およびパラリンピックの理念に対する継続的な違反」を行っていると非難し、それは「中立旗以外での選手の参加とは両立しない」と述べた。
ロシア大使館はこうした発言を「受け入れがたい」とし、大会の開催国として問題だと批判している。(c)AFP