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【02月19日 KOREA WAVE】韓国で一時爆発的な人気を誇った「ドバイもちもちクッキー(ドゥチョンク)」のブームが急速にしぼみつつあり、流行に乗った自営業者からは「不良在庫を抱えた」との嘆きが広がっている。

自営業者向けオンラインコミュニティーで17日、「2000ウォンに値下げしても売れない」「不良在庫になってしまった」「廃棄が増えている」といった書き込みが相次いだ。

ある経営者は「品切れ騒動の時に高値で材料を大量に仕入れて備蓄したが、価格を下げれば赤字、据え置けば需要がない。流行は終盤のようだ」と吐露した。別の経営者も「平日も週末も1時間待ちで購入制限まで設けていたのに、先週から客足が目に見えて減り、今ではほとんど来ない」と現状を語った。

主要材料の価格も下落傾向にある。価格追跡アプリによると、無塩ピスタチオ900グラムの価格は先月比でほぼ半値に落ち込んだ。

かつて話題を集めた在庫確認サービス「ドゥチョンクマップ」でも、ソウル市鍾路区の人気カフェに在庫が残っていると表示されている。江南区や麻浦区など主要エリアでも100個以上の在庫を抱える店舗が確認できる。

中古取引プラットフォームには、完成品や原材料を割引販売する投稿も掲載されている。

変化の背景には、大手流通各社が比較的安価な商品を相次いで投入した影響があるとの見方もある。コンビニ大手3社の公式アプリでは、ドゥチョンク関連の検索語が2025年11月から2026年1月まで3カ月連続で上位に入った。

品質や衛生管理に敏感な消費者が、大手企業製品を選好しているとの分析もある。

食品医薬品安全処の資料によると、2025年11月から2026年1月23日までに不正・不良食品統合通報センターに寄せられたドゥチョンク関連の食品衛生法違反通報は19件で、衛生管理に関する内容が最多だった。

無許可営業も問題となった。中古販売サイトやマンションのコミュニティー、イベント会場などで個人が製造・販売したとの通報が多数あり、当局は大半に行政指導を実施した。

急拡大した流行は一転して沈静化し、市場には後遺症が残りつつある。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News