旧正月を翌日に控えた16日、仁川国際空港第2ターミナルで観光を終え、出国を待つ外国人観光客(c)news1
旧正月を翌日に控えた16日、仁川国際空港第2ターミナルで観光を終え、出国を待つ外国人観光客(c)news1

【02月19日 KOREA WAVE】韓国入国時に肉類成分を含む食品を所持していたため検疫で摘発され、過料を科されたという体験談が最近、台湾で共有され、関心を集めている。

台湾メディアによると、韓国を訪れた台湾のネットユーザーがSNSで、入国時の税関検査で持参した台湾式オムレツ「蛋餅」5個と、ネギ入りの薄焼き餅「葱油餅」が規定違反として押収されたと明らかにした。

このネットユーザーによると、韓国税関は両商品について「実際の肉は入っていないが、豚のラードで調理されており、韓国では持ち込み禁止品目に該当する」と説明したという。結局、商品はすべて廃棄となり、500万ウォンの過料も科された。

さらに、押収品を廃棄する際、ごみ箱の中に台湾のインスタント麺「維力炸醤麺」や「統一肉燥麺」も捨てられているのを目にしたと伝えた。

「前後に並んでいた台湾人も同じ食品が摘発され押収された」とし、「豚の血で作る餅『米血糕』を持ち込もうとして摘発されたケースもあった」と付け加えた。

韓国旅行ブロガー「ブルギオウ Steven & Sia」は、韓国税関が持ち込み品の成分に動物性原料が含まれているかどうかを確認すると説明。豚ラードや動物性脂肪を含む加工食品、肉粉や肉片入りのインスタント麺や缶詰、さらには動物性ゼラチンを含むゼリーやグミキャンディーも問題となり得ると指摘した。

今回の取り締まり強化は、農林畜産検疫本部が旧正月前後の9日から22日までの2週間、動植物の国境検疫を強化していることを受けた措置だ。

検疫本部は、海外農畜産物の不法持ち込みを防ぐため、2025年に違反事例が相対的に多かった国や外国人労働者が多数入国する国からの国際航空便・旅客船を「リスク路線」に指定。検疫専用X線による優先検査や検疫探知犬の投入回数を増やすなど管理を強化している。

リスク路線に指定された国はベトナム、中国、モンゴル、タイ、カンボジア、ネパールなどで、申告せずに持ち込み摘発された場合、過料処分を受ける可能性がある。

また、忠清南道(チュンチョンナムド)唐津で最近発生したアフリカ豚熱(ASF)をめぐる疫学調査の結果、海外から流入した可能性が高いと判断し、国境検疫の取り締まりを一層強化。不法輸入された農畜産物の流通や販売に対する管理も大幅に強めている。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News